つい、お金を使いすぎた、カードの支払いで給料がほとんどなくなってしまったという方、多いのではないのでしょうか。私も1人暮らしをした際に給料のほとんどが出費に消え、お金が貯まらなかった時期がありました。
しかし、ちょっとした対策をすることで出費を抑えられるようになり、生活に余裕を持つことが出来るようになりました。
そこで今回は私が実践したお金の無駄遣いをなくす習慣をご紹介します。
①お金を無駄遣いしてしまう原因
お金を使いすぎてしまう主な原因として貯金に具体的な目的がないことが挙げられます。
私自身も無駄遣いをしていた当時、「お金を貯めなきゃ」という漠然と思っていただけで、「何のためにいくら貯めよう」といった明確な目的はありませんでした。
そのため、お金を貯めようとは思いつつも、なかなか行動出来ず終いでした。
また目的が曖昧なため、ついお金を気にせずに買い物をしてしまうことが多くあり、使いすぎてしまっていたのです。
つまり、お金が貯まらないサイクルを自分で作ってしまっていたのです。
このように目的を持たずに貯金をしてしまうと、収支の確認をせずにお金を使いすぎてしまう傾向にあるため、対策が必要です。
②目的を決める
先にもお話しした通り、貯金ができない大きな理由は貯金の目的がないことにあります。そのため、目的を明確にする必要があります。
皆さんは、お金を貯めたい理由を考えたことはありますでしょうか。
恐らく大半の方は、将来への不安など漠然としたものになってしまっているかと思います。
まずは自身が何のためにお金を貯めたいと思っているのかを書き出してみてください。
老後資金や子育て資金など、人によって様々ではありますが、各々に何かしらの目的があるはずです。
目的を明確に決めたら、次は計画を立てます。
計画の立て方は次のように行います。
例えば、老後資金を貯金したいと考えたのであれば、定年の60歳までにいくら貯めたいなどの目的の具体化を行います。
それを未来から遡って、短期、中期、長期でいくつかの中間ゴールを作り、達成に向けて行動するといった要領です。
ここで重要なのは、時間毎の目的を明確に決めることにあります。
そうすることで、いつまでにここまで達成するといった具合で目的にメリハリを持たせることができます。
③お金の無駄遣いを減らす習慣
ここでは、私が実践して効果的であった方法を紹介します。
予算を決める
予算を決める前にまずは、月当たりの収入を調べます。(ブレがある場合は、少ないものを採用してください。)
次に月の収入から毎月の固定費を引いた額を算出します。
固定費とは月々必ずかかる費用のことをいいます。
固定費の主な例は以下の通りです。
・家賃
・通信費
・保険料
・自動車関連
・その他
以上のような毎月の固定費を明確にすることで、確実になくなる費用がはっきりわかります。
この固定費が多いと、生活を圧迫するので注意が必要です。
その次に貯金額を決めます。
貯金額は先に決めた日までに達成できるように毎月いくら貯金すればいいかを逆算することで求めることができます。
すると最後に残った費用で変動費を支払う形になります。
変動費を最後まで残したのには訳があり、変動費は固定費に比べ、個人の努力で調整しやすい項目が多いためです。(食費、趣味、日用品等)
私としては、変動費を抑えることで貯金は比較的やりやすくなりました。
当然固定費の部分も通信費を格安SIMや家賃の安いところに住むなど、削れるところはあるため、できる限り減らすべきと思いますが、変動費の方が努力1つで削れる金額が大きいため、変動費の削減をお勧めしています。
また、別の記事でより詳しい資産の内訳を出しているので、よかったら見てみてください。
分散貯金
お金を使いすぎてしまう原因は、やはり使い勝手の良さにあります。現金はどこでも使えることがほとんどのため、お金を使うことに制限をかけづらいです。
そのため、私は分散貯金をしています。
私がいう分散貯金とは、電子マネー、QRコード決済等にあらかじめお金をチャージしておくと言うものです。
電子マネーなどは、近年使える場所が増えてはいますが依然現金ほど、どこでも使えないことが多いです。そこで敢えて使用用途の制限が多いものにお金をチャージすることで使いすぎを抑制するといったものです。
ただし、ここで電子マネーやQRコード決済を取り入れる際、必ず自分の生活圏のどこかで使えるものにしましょう。
あくまでもお金の使いすぎを制限するために取り入れるのであり、どこでも使わないものを選んでも、いつかは使えなくては意味がないですからね。
楽天Edyはコンビニやマクドナルドなどでも使える便利なカードですが、交通系ICや PayPay等に比べ使える範囲が狭いため、分散貯金をするには、ちょうどいい電子マネーなのです。
https://edy.rakuten.co.jp/search/merchant/
生活圏によっては、他の決済媒体の方が良い可能性がございますので、ご自身にあった使いすぎない決済方法を探してみてください。
ポイント還元をうける
ポイント還元を受ける分散貯金用には、あまり使う用途のない電子マネーやQRコード決済を使用すべきと言いましたが、逆に使い勝手の良いものは日々の固定費や変動費の支払いとして使うことをお勧めします。
先の項目で電子マネーなどによっては、支払った金額の数%程をポイントとして還元してくれることが多いです。そのため、食費や日用品などの頻繁にお金を使う項目の支払いはなるべくポイントの還元がある支払い方法を取ることで還元を受けながら支払うことができます。
私の場合、固定費、変動費の一部はクレジットカードで支払うことで、月にポイントの還元は1,000ポイント以上となっています。
このように日々の支払い方法を変えることで、ポイントとして還元を受けることができます。
デビットカード
デビットカードとは、使用したその場で口座から引き落としを受けるクレジットカードのことです。
このカードの良いところは、使いすぎを抑制しつつ、ポイントを貯められることにあります。
使用したらすぐに、口座から引き落とされるため、口座にある金額以上にお金を使うことができず、お金の使用を強制的に抑えることができます。
例えば、食費をデビットカードで支払うと決めたら、食費の分しか口座に入れなければ、それ以上使うことができないため、残高を見ながら買い物をする癖をつけることができます。
また、最近の銀行は通帳をアプリに移行してることが多く、残高をスマホで簡単に確認できます。
このように口座を確認する癖をつけることで、自身の支出と残高を確認することで使いすぎを意識するようになれます。
家計簿アプリで家計管理をしよう
ところで皆さんは家計簿をつけていますでしょうか。
家計簿には、月の収入と支出を把握することができるなど、大きなメリットがあります。
また、ジャンル別にいくら使っているかなど、細かくグラフなどで把握できることもできるため、どの項目を使いすぎているのかをはっきり把握することができます。
最近の家計簿アプリは銀行口座、クレジットカード、電子マネーなどを連携させることができるものが出てきています。また、連携できない決済媒体でも、レシート読取機能で自動登録することもできます。このようにアプリと連携すると家計簿を入力する手間を減らすことができるため、簡単に家計の管理が出来ます。
私は色々なアプリを試しましたが、無料で言うとMoney Forward Meやzaimが使いやすかったです。
見やすさ、レシート読込、更新などを比べてみると、この2つのアプリが総合的に網羅されており、使用上不便さが無かったです。
④ご褒美を与える
最後に重要なのがご褒美を設けることです。
家計管理ができるようになってくると、生活を切詰めすぎて疲れてしまうことがあります。
家計管理に無理は禁物で、継続できなければあまり効果は出ません。
継続することが何よりも重要ですので、自分なりに無理なく長く続けることを意識することを心掛けましょう。
そのためにも、自身の頑張りを褒めることが大切です。
私は自身の好きなモーニングを月2回休日に行くようにしています。
モーニングは比較的お金を使わなくても、楽しめる趣味の1つでお金を貯めながら、息抜きをするにはちょうどいいのでおすすめです。
それぞれご自身の好きな趣味や息抜きなどがあると思うので、それをやってみる良いと思います。
もし何も趣味がない、お金のかからない息抜きの方法などがわからない時は私なりに考えてみたものが下に載っているので、良かったら見てみてください。
⑤まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が実践している方法をいくつかご紹介させていただきました。
全ての方法を真似る必要はなく、あくまで参考としてお金を貯める一助になればと思います。
お金を貯めることで重要なのは、息抜きもしながら自身の決めた予算を継続して守ることです。
先にもお伝えしましたが、無理をしたところで続かなくては効果が出ないのが、お金を貯めることで重要なことです。
そこをしっかり守った上で、行動してみてください。
継続すれば必ず結果は出ます。ぜひ一緒に頑張ってお金を貯めていきましょう。